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過去の成功パターンを崩す時

 

 

 


私には姉がいます。

姉は父に似て、言葉数が足らずに
自分の感情を小出しにせず、いきなり
怒鳴るタイプ。

母としょっちゅう衝突していました。

なんせ母は「先生」でしたので
自分の意見が正しい!を握っているから
やっかいです。

私は母大好き教に入信していたので

「ママに怒られないように、
うまくやれるように、怒鳴っては
ならない。

ママの好きそうな事を先回りしてやる」

を実践していました。

頼まれてもいないのに、家事を手伝い
小学校になってからは、夜勤あけの
父のご飯は私が作っていたり。

母の自慢になるかと、ムリゲーな東大目指したり。。

会社もちゃんと1部上場の会社に。。

その後さらにムリゲーな「3高の男性の嫁になる」
も目指しました。

そしてそれが出来ない自分がXで、母に八つ当たりを
するなんて思ったすらない事でした。

ところが所がです。

今姉が、嫁ぎ先から出戻り、体調不良を理由に
実家に居候。

90近い母をアゴでコキ使い、しかもねぎらいも
しないのに、面倒みてもらっているのです。

「エエエエエーーーー!!!」

という感じです。

母の期待に応えて、どうやて喜ばせようと
考えている私よりもはるかに手間かけて
面倒みてる訳です。。。

これはイイコにしている場合ではない!!
と人生うん十年もかけてやってきた

「母のイイコ」

の姿をやめて、

「私だっていろいろ大変で寂しかったり
するんだよ!!
いつも孫と姉ちゃんばかりかまって!」

という5歳児の様なセリフを怒鳴っていって
みました。

それまで私との約束はいつも他の用事の
後まわしだったのが、最近はちゃんと
覚えて先に予定をくんでくれます。

母の望みを推測せず、自分の本音を
ぶちまけたら、欲しかった

「大切にされる体験」

がきたという残念なお話。

今のやり方が楽ちんに結果が出ないなら
それはもう卒業のサインです。