自分探しより、知覚動考
おはようございます。
冬らしく寒い朝になりました。
先日、お子さんがフリーターのまま
30歳になって困っている、とのご相談を
頂きました。
最近、キャリアプランなる言葉も流行って
いて、自分を発見するまで、仕事につかない
若者が増えているようです。
そんな時目についたのがこの本
筆者はこんな風にバッサリ!!
「探さなければならないような事は
本当のやりたい事ではない。
放っておいても、やってしまう事が、やりたい事。
それが無ければ、どこでもいいから、勤めるべし。」
そして予測不能な未来に対して耐えて生き抜く
力としてこんな素質が求められるとのこと
①好奇心
新たな学習の機会を積極的に求める事
②粘り強さ
つまずいてもすぐに諦めずに、頑張り続ける事
③柔軟性
状況に応じて態度を変化させる事
④楽観性
新たな状況でも、何とかなる、上手くいくと思う事
⑤冒険心
結果が不確かでもリスクを恐れず、とりあえずやって
みる事。
私は厳しい父のもと、自分で働いて生きるのが
当然という考えだったので、大学卒業と同時に
会社に入りました。
大学では心理学を専攻したにも関わらず、
全く違う分野の仕事ばかり。。。
最初は最新技術レポートの英訳の仕事。
次に印刷製版のマーケティング。
海外の宣伝物を製作する仕事。
海外からの輸入、国内外からの原料調達。
一見脈絡も見えないし、それこそキャリアプラン
にもなっていない^^
ただこの中で、女性総合職の先駆けとして
人間関係に悩み、体育会系の理不尽さに
耐えることで、自分の思考を柔軟にする方法を
学びました。
海外とのビジネス経験から、日本の常識の枠を
外してもらいました。
それが今の志事に繋がっています。
たくさん悩みがあったから、お客様の
お悩みにも共感できる。
日本特有の正しさで悩んでいる方にも
世界の常識?で大きくアドバイスもできる。
「全てはうまくいっている!」と実感する
現在があります。
人間は人の間と書くくらい、人と交わる事で
成長する動物です。
自分の事をあれこれ考えるより
まず社会にまみれる事が大切ですね。
中国の故事で
「知覚覚考」
という言葉が有ります。
何かを知って、覚えたら、行動して、思い通りに
行かなければ、考えて工夫する。
そんな人生が実は流れに乗っていることなのでしょう
今日も素敵な行動に支えられる1日を(^0^)