憧れより信頼できる人

私がずっと好きな映画に

「風と共に去りぬ」

があります。

ｱﾒﾘｶ南北戦争の中、ｽｶｰﾚｯﾄｵﾊﾗという女性が
家族と自分の土地を守り抜くお話。

ｽｶｰﾚｯﾄは、本能に忠実で、自分の目的の為
には妹の婚約者を横取りしてしまう程。

そんな彼女が憧れ続けるのが、自分と真逆の
タイプの、品行方正で気品高いｱｼｭﾚｳｲﾙｸｽ
です。

彼に自分からﾌﾟﾛﾎﾟｰｽﾞするも断れ、彼の妻が
死んで、彼の本性が自分の真逆である事が
わかると、初めて自分が誰から愛され、誰を
好きなのか？がわかるという物語。

彼女のその本質はその生き抜く強さ。

その為には何でもする、というタフネス。

その部分と共鳴するﾚｯﾄﾞﾊﾞﾄﾗｰが自分に
必要なﾊﾟｰﾄﾅｰだと氣づくという物語。

この物語はﾎﾝﾄよく出来ていて、
ｽｶｰﾚｯﾄとﾚｯﾄﾞﾊﾞﾄﾗｰの心のすれ違いが
もどかしいほどよく描かれています。

似た者同士なので、意地っ張りな所
自分から折れない所も似ている（笑）

それでも「最後には必ず相手が何とかする！」
という信頼感があります。

ｽｶｰﾚｯﾄが窮地に立つ時に必ず間に合って
助けるのはﾚｯﾄﾞ。

そして人間に対して上から目線でいつも
ニヒルにしているﾚｯﾄﾞが心から面白がれる
のがｽｶｰﾚｯﾄ。

私も会社で一緒に仕事するなら、ﾙｰﾙを
守る礼儀正しいｲｲﾋﾄよりも、どんな手段を
とってもGameに勝つﾀｲﾌﾟが好きです。

成果だしてﾅﾝﾎﾞだと思っていたので。

結局自分に似ている人に対して、信頼感を
持てるんですね

「憧れの人より、理解できる人」

自分にない部分をﾊﾟｰﾄﾅｰに求める人も
なんらかのｺﾝﾌﾟﾚｯｸｽがある、という事ですね
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