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誰かを攻撃してしまう時


文化の日の今日は、青空に恵まれて
気持ちよい天気。

昨日、母と深大寺で蕎麦を頂きながら
いろいろな話をした中に、父と叔父の
話が出ました。

父は叔父と仲が悪く、何故だろうと思って
いたのが、母から聞いたのがこんな話。

父は9人兄妹の上から2番目。

昭和の貧乏人の子だくさん家庭だった
ので、父は弟の学費を援助しながら
自分が夜稼いで大学に通ったようです。

確かに並大抵の苦労じゃないと
思います。

叔父はそういう事をせずに
サッサと自分の好きな女性と
結婚して、兄妹の面倒を見なかった
らしいのです。

これが父の気に入らなかったようで
叔父との付き合いをしなくなった
ようです。

そしてしょっちゅう叔父の悪口を
言うのです。

父の中での正義は

「自分を犠牲にしても上の者は
下の者を支援すべき」

というもの。

叔父の正義は

「自分の幸せは自分で選ぶ」

というもの。

まあ真逆ですよね。

でも父がその正義をしていて
幸福感に満たされていたなら
叔父の事も許せたのかと思うの
ですが、彼の中で我慢があって
自分が幸せと思えていなかったので
叔父を攻撃したのでしょう。

今の父はお金にも時間にも
余裕ができたので、叔父の事も
許したのか、今回叔父の奥さんの
葬式に出席した模様です。

自分の正しさは誰にもあります。

その正しさで他人を攻撃して
しまう時は、

「自分が今ゆとりあって幸せか?」

を問うてみましょう。

自分が幸せなら、他人はほって
おけます。

その正しさは自分すらも幸せに
していない可能性がありますね。

そろそろ卒業しましょう。